ルノアールが大好きな私としてはなんとも羨ましく思えてなりませんが、もし同じような出来事に遭遇したら、腰を抜かしてしまうかもしれません。
CNN.co.jp : 米のみの市で700円のルノワール絵画、本物の盗品 返還の命令 – (1/2)
「2010年、ウェストバージニア州で催されたフリーマーケットで変哲もない箱が気に入って7ドルで購入。この中に、人形やプラスチック製の牛と一緒に絵が入っているのを発見していた。」
「約14センチ、約23センチ大の絵はルノワールが愛人のために1879年に描いたとされるセーヌ河畔の風景画。評価額は7万5000ドル~10万ドル(約780万~1040万円)とされる。」
本物と鑑定されてしかも、このような評価額が提示されてしまうと、フリーマーケットでお金を払って購入している以上“私の物よ”と、所有権を主張したくなる気持ちも分からないではありませんが、正規に購入した持ち主が判明しており絵画の保管状況や修復を考慮した場合、美術館に返還するのが筋だと私は考えます。
絵の所有論議に決着がつくまで、米連邦捜査局(FBI)が絵を保管するようですが、双方の心に私恨が残らないスマートで美しい解決を望みます。
私としてはこの風景画を是非美術館でじっくり拝見してみたいなぁ〜♪
おとなキレイ·サポーター 田中和義 より