物質的に豊かになってから好き嫌いが増え髪のコンディションも悪化している
これだけ経済的に豊かになれば、さぞかし健康な人が増えたのでは?と考えてしまいますが実は逆で、食べ物が豊富にあることが災いして好き嫌いを抱える人は増える傾向にあり、髪や体は栄養バランスの乱れで状態が悪くなっています。
食べ物の好き嫌いとパサついてまとまらない髪
食べ物の好き嫌いを抱えるということは“栄養の偏り”を意味し、アレルギーで体が受け付けないケースは除いても、健康維持に必要な栄養分が不足して抵抗力や免疫力の低下を招いたり、バランスの乱れた不健康な細胞が作られることに直結します。
食べるものが豊富にある分、別にこの食べ物が嫌いでも他の食べ物でも同じような栄養が摂れるのだからそれで良いのでは?と軽く考えてしまうようです。
肉類が嫌いなケースの場合、蛋白質や脂質が不足気味になってしまい、野菜が嫌いなケースの場合、ビタミンやミネラルが不足気味になってしまいます。
タンパク質不足は「ハリや弾力の低下」、脂質不足は「保湿力の低下」、ビタミンやミネラルは「潤い力の低下」を招くなど、毛髪は私たちが口にした食べ物のエネルギーから作られているため、好き嫌いが多い人ほどコンディション不良の髪が育ち、パサついてまとまらない髪質となってしまうのです。
トリートメントや整髪料で抑えようとすると手触りは良くなりますが、状態は更に悪化してしまいますので使用は止めましょう。
おとなキレイ·サポーター 田中和義 より