急に増え始めた抜け毛に対する不安で、ぐっすり眠れない日が続いています!

時間が経つのは早いもので、今年も残す所わずか50日ほど。クリスマスや忘年会の予定を考えている方も多いのではないでしょうか。
それにしても2013年は、夏のような暑さが10月まで続いた影響からか、肉体的な疲れが長引いて心の部分にも疲労の連鎖が広がり、精神的ストレスが起因とみられる「抜け毛の増加」や「頭皮のベタつき」症状を訴えるご相談者が増加傾向にあります。
一般的な美容室では、ヘアスタイルやファッション関連の話題が中心で、「心の痛み」にまで踏み込んだアドバイスが出来るサロンは皆無に等しい状態です。これからの時代、健康な髪を維持していくためには、ヘアケアと同じくらい「心の健康」を如何にキープしていくか?が重要になって来ると考えています。
近年は、職場、学校、ご近所付き合いだけでなく、家庭内においても人付き合いやコミニュケーションはどんどん気薄になりつつあります。教師職に於いては、約3割が精神的な疾患を抱えているというデータもあり、うつをはじめとする心の病は、今後益々増えていく傾向にあり、私のサロンでも2年ほど前から「髪・心・身体のデトックス」に取り組んでいる活動も、これを踏まえた上でのことです。
既にご存知の方も多いと思いますが、私たち人間の毛髪も精神的な影響を非常に強く受けてしまいます。
毛髪の細胞の元となる男性ホルモンと女性ホルモンは、自律神経が髪の製造工場である毛母に指令を出すことで、バランスの取れた健康なホルモン分泌が保たれています。
しかし、身体の疲れや心のストレスが増え続けて処理できる許容量を超えてしまうと、その矛先は自律神経に及んでバランスが崩れたホルモン分泌や皮脂の過剰分泌を引き起こし、髪の製造工場へ不健康なホルモンが供給されてしまいます。
すると、3〜5年かけて成長していた毛髪の成長期間が次第に短くなる毛根が増えていき、約3ヶ月後には成長不良による「抜け毛症状」や「頭皮のベタつき」となって現れ始めます。
特に、精神的ストレスによる「抜け毛の増加」や「頭皮のベタつき」症状は、シャンプーやトリートメントを買い換えたり整髪料や育毛剤に頼ったりしても、真の解決法とは至りません。
■ 心が無になるくらい夢中に打ち込める趣味を持つ
■ 信頼できる友人知人または専門家に心の内を聞いてもらう
…等
心の垢やモヤモヤを内に秘めたままにしないで、少しでも良いから外に吐き出す習慣が大切になってきます。
「そんな事ができたら真っ先にやっている」お言葉をいただきそうですが、心が内側に向いている方にとっては、誰かに聞いてもらう行為でさえ非常に勇気がいることも事実です。
がしかし、この心のモヤモヤがほんの少しでも軽くなるだけで、健康な毛髪を育てるホルモンバランスは確実に向上します。
あなたが胸の奥に抱えている心の垢やモヤモヤを私に話してみませんか?
おとなキレイ·サポーター 田中和義 より