赤味・湿疹・フケを発症した時、普通にシャンプーしていては症状は悪化してしまいます。
シャンプーの一番の役割は“皮脂(汚れ)を落とす”事ですが、これから先、それだけでは髪の健康を維持していくのには不十分と言えます。何故なら、赤味・湿疹・フケ・ベタつきは年令や性別に関係なく誰でも起こり、“皮脂(汚れ)を落とす”だけでは解消しないからです。
未来の美と健康を叶える、細菌類に対する防疫知識と対策
これから冬にかけて、空気の乾燥とともに活動が活発になる様々なウィルス。インフルエンザやO-157のように人間の体内に入って悪さをするタイプは広く知れ渡って有名ですが、近年増加傾向にあるのが、水虫のように皮膚や毛穴に入り込んで悪さをする真菌類(カビ)タイプ。
昭和時代には白癬菌が有名でしたが、平成に入るとトンズラス菌(新型水虫)やマラセチアといった真菌類が現れ始めました。
菌の所有者が使用したものに触れたり肌と肌が接触しただけでうつってしまう強い感染力があり、発症すると毛穴周りに赤みを帯び、頭皮はベタついて痒みを伴い、白いフケが大量に出るようになります。
ある日突然、頭皮のベタつき・かゆみ・フケを感じ始めてしまうと、どうしても“汚れが落ちていない”と思い込みやすく、「シャンプー剤の量を増やす」「強い力でゴシゴシ洗う」皮脂汚れを落とすタイプのシャンプー法で症状を悪化させてしまうケースが跡を絶ちませんから、1日も早く皮膚科医の診察を受けることをオススメします。
もし、皮膚科医による診察で「真菌類による脂漏性皮膚炎」との診断が出た場合、真菌類を殺菌する「お薬を使用する」若しくは「薬用ソープで洗髪」しない限り快方へ向かいません。
これから未来の美と健康の維持には、細菌類に対する防疫知識と対策を備えた安心安全を提供しているサロン選びも、選択肢の1つではないでしょうか。
もしもに備えて“殺菌力”をシャンプーの選択肢に加え、移さない・移されない手段を講じ自ら守る自覚を持つことが大切です。
おとなキレイ·サポーター 田中和義 より