毛穴に詰まった皮脂汚れが抜け毛が増えた原因とは限りません!

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シャンプー後の排水口や起床後の枕に、大量の髪の毛が残っていたりすると「このまま抜け毛が増え続けたら将来ハゲるのでは?」と心配になった経験は有りませんか?
この様な場合、真っ先に疑われるのは「皮脂や老廃物による毛穴の詰まり」ですが、40代後半から50代の女性の場合ですと、毛穴の詰まりよりも「自律神経やホルモンバランスの乱れ」が抜け毛が増える原因となっているケースが多く見られます。
女性にとって50代は身体のバランスが変化するターニングポイント
20代30代と年齢を重ねるごとに少しずつ減り続ける女性ホルモン。40代後半から50台にかけて閉経を迎える頃になると身体のバランスが著しく変わり、虚脱感や顔の火照りといった更年期障害の症状を訴える方が多くなります。
そして、このような急激な身体の変化に心の部分が追いついて行けずに精神的なストレスを抱え始めると、呼吸や消化吸収、血液循環、体温調節など人間が生きて行くための基板となる機能調節を一手に支えている「自律神経」が疲労を訴え、ヘアサイクルに乱れが生じる事で抜け毛が増えてしまう一因となってしまうのです。
自律神経の負担を少しでも軽減するために、「朝起きたら窓を開けて新鮮な空気を部屋の中に取り込む」「太陽の光を浴びながら大きく深呼吸をする」「朝昼晩でエアコンの温度を変える」「夜は照明の明るさを落としたり暖色系の電球に変える」など、生活環境を自然のリズムに合わせて変化させてあげましょう。
女性にとって50代は心身のターニングポイントと言えます♪
おとなキレイ·サポーター 田中和義 より