髪がパサついているあなたに必要なのは「ミネラル」です!

美人髪を育てる7つのレシピ【ミネラルバランス編】本日より第1回目がスタート。
第1回目の今回は、「ミネラルの由来や種類」についてお届けいたします。
毛髪の“ツヤ”と“潤い”に欠かせないミネラルについて
これは既にご存じの方も多いかと思いますが、私たちが健康な毛髪を育て維持していくためには「19種類のアミノ酸」と「16種類のミネラル」が必要なのです。中でも「16種類のミネラル分」は、毛髪の艶と潤いには欠かすことの出来ない成分で、オイル分よりも重要になってきます。
ミネラルの重要性についてはメディアを通して多くの情報を目にいたしますが、ミネラル自体はどんなものなのかはあまり語られていないようでしたので、少し調べてみました。
ミネラル (mineral) という言葉は、mine (鉱山・鉱石など) に由来しています。地球上に存在する118種類の元素のうち一般的な有機物に含まれる4元素、炭素(C)、水素(H)、窒素(N)、酸素(O)のように、糖質、脂質、蛋白質、ビタミンと並び五大栄養素の1つとして数えられているものを除いた114種類の元素をミネラルと呼び、栄養学では無機質とほぼ同意で使われています。
ミネラルは生体組織の構成や、生理機能の維持・調節に必要な微量栄養素です。人間の体では作ることができないため、食物などから摂取する必要がありますが、それぞれのバランスが大切です。多すぎても少なすぎても病気の原因となり、健康の保持・増進には好ましくありません。
日本では13元素(亜鉛・カリウム・カルシウム・クロム・セレン・鉄・銅・ナトリウム・マグネシウム・マンガン・モリブデン・ヨウ素・リン)が健康増進法に基づく食事摂取基準の対象として厚生労働省により定められています。
必須ミネラルの種類
私たち人間の体内に存在するミネラルの中で、栄養素として欠かせないことが確定しているものを必須ミネラルといい、現在16種類。この必須ミネラルのうち、1日の摂取量が概ね100mg以上のものを主要ミネラル(マクロ元素)、100 mg未満のものを微量元素と分類することもあります。
■ 主要ミネラル
ナトリウム・マグネシウム・リン・硫黄・塩素・カリウム・カルシウム
■ 微量元素
クロム・マンガン・鉄・コバルト・銅・亜鉛・セレン・モリブデン・ヨウ素
必須ミネラルの種類は上記の通りで、今後の研究で必須性が証明されて増えていく可能性があります。
ミネラルのまとめ
• ミネラル (mineral) という言葉は、mine(鉱山・鉱石など)より由来
• 現在では、114種類の元素をミネラルと呼ばれている
• 16種類のミネラル分は、毛髪の艶と潤いには欠かすことの出来ない成分
• ミネラル分は、オイル分よりも重要
• ミネラル分の摂取はそれぞれのバランスが大切で、多すぎても少なすぎても病気の原因となる
あなたの毛髪はミネラル分で潤っている?、保湿成分で枯れている?
次回は「ミネラル個々の働き」について、お届けする予定です。
おとなキレイ·サポーター 田中和義 より